その2年後、
念願だった1部復帰。
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各位
◆入替戦/1部昇格
悲願の1部昇格
本当におめでとうございます。
それにしても入替戦の勝利は痺れました。
相手チームは力を落としている、
とはいうものの、
3年前まではT大とともに、
学生バレー界の覇権を握っていたチーム。
そんなチームに勝って
1部に昇格してしまうとは!
風が吹いて
奇跡が起きたとしか思えません。
1部昇格は選手やOB、
チームを応援する全ての人が
願っていること。
それでも正直なところ
1部昇格の可能性は、
10%に満たないのではないか、
とすら感じました。
チームが勝てるとすれば・・。
少なくても正攻法では難しい。
試合前の練習を見ても
体格の差は圧倒的。
パワーの差を感じて、
これでは勝てないと感じました。
しかし蓋をあけてみれば、
チームは拾って、拾いまくり、
コンビで相手を翻弄して
ポイントを重ねる。
そして遂には勝利の女神が、
チームに味方する。
最終セットで劣勢に焦った対戦相手が
イエローカードで差を縮め、
それが結果として
逆転の誘い水になった。
歓喜の渦に包まれた観客席は、
私と同じ思いだったと思います。
勝利に微かな望みを託しながらも
不可能と感じ、
それを可能にした、
チームの健闘を称える歓声。
奇跡の勝利を迎えた瞬間、
慌てて長男に勝利を伝えました。
長男はこの日、
応援に参加できず、
試合の経過をメールで伝えましたが、
さすがにこの瞬間は、
メールを打つ手が震えました。
信じられないことが起きた。
奇跡が起きた!
チームは学生スポーツの
王道を歩みながら、
新たな一歩を踏み出した。
学生は学業が優先。
二束の草鞋を履きながら
強いチームを目指してゆく。
それがチームのスタンスであり、
プライドであり、
理想とするチーム創りだと思います。
優秀な学生にして有能な選手。
そうした選手が集まり、
頂点を目指してゆく。
それこそが学生スポーツの王道だといえます。
1部昇格、
心よりおめでとうございます。
2018.12.3