ハレクラニ-Ⅰ/極上の楽園

ハワイ紀行の始まりは、
2012年2月14日23時羽田発JAL便。
往路は5時間でホノルルに到着し、
日付変更線を逆行して、
その日の午前11時半にチェックイン。
ハワイのホテルはハレクラニ。
ハワイ語で「天国にふさわしい館」との意味で、
その名の通り地上の楽園でした。

ワイキキビーチ
ホテルの窓から
ウェルカムフルーツとバレンタイン

最近はホテルにこだわる。
以前は観光を主たる目的として、
できるだけ短時間で、
できるだけたくさん見たいと、
時間を圧縮したようなコースを優先していました。
だから、ホテルは二の次でいい。
しかし今は。どうせ行くなら
快適なホテルでゆっくり過ごしたい。
そんな気持ちを満たす極上の空間が、
このホテルにはありました。

ハレクラニホテルのエントランス

ホノルル市街は賑やかですが、
ハレクラニは、
そうした喧騒から隔てた別世界。
宿泊客以外の出入りは少ない。
ホノルルの有名なホテル、
ロイヤル・ハワイアンや、
白い貴婦人と呼ばれる
モアナ・サーフライダーにも足を運びましたが、
これらのホテルは大通りに面して
一般客の出入りも多くて騒々しい。
ロイヤル・ハワイアンは、
ショッピングモールを抱えて、
ホテル前のビーチは人通りが激しいし、
モアナ・サーフライダーの売りは、
その風雅な佇まいにありますが、
一歩足を踏み込めば、
大勢の人が出入りして、
プールも小さく、
プールサイドも落ち着かない。

以前、宿泊したことのある娘は、
部屋もハレクラニに比べると
狭くて暗いよと話していました。

ハレクラニR/ハウス・ウィズアウト・キー

そんなわけで
ハレクラニの良さを再認識しましたが、
それにしてもハワイは日本人が多い、
やたら多い。
どのホテルも結婚式が大盛況で、
その全てと言ってもよいほど日本人ばかり。
モアナ・サーフライダーは、
人気ホテルのせいか、
一般客が紛れて撮影が邪魔されるほど
騒然とした中で写真撮影をしていました。
ハレクラニはそれよりも落ち着いて品がある。
青々とした芝生を背景に写真を撮り、
ホテルレストランの前で
優雅に撮影をしていました。
ハレクラニのホテルレストランは、
どこも上質な空間を提供して、
最高の時間を過ごすことができました。

ワイキキに面した通りの風景

2018.8.6